甲状腺機能低下症 診断基準

甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症の診断基準

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男性よりも女性が罹りやすい疾患の1つに甲状腺疾患があります。
主な甲状腺疾患は甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、甲状腺機能低下症(橋本病)、甲状腺ガンの3種類あり、特に女性の発症率が高くなっているのが甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と甲状腺機能低下症(橋本病)になります。
それではこの2種類の疾患について説明していきます。
この2種類の甲状腺疾患は病名からも分かるように全く正反対の疾患になり、そして症状も異なってきます。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の場合は文字通り甲状腺の機能が亢進してしまう疾患で、多汗、暑がり、体重減少、過食、手の振るえ、動悸、イライラ、全身の痒み、抜け毛、疲労感、軟便などの症状が現れます。
一方甲状腺機能低下症(橋本病)は甲状腺の機能が低下してしまう疾患で、汗をかかない、寒がり、体重増加、皮膚の乾燥、抜け毛、倦怠感、便秘などの症状が現れます。
症状を見てみ分かるように同じ甲状腺疾患でも正反対の症状が現れることが多くなります。
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甲状腺疾患は通常の健康診断の血液検査や尿検査などで判明することが出来ないので、体に異常を感じたら専門のクリニックを受診する必要があります。
甲状腺疾患の診断基準は体に現れる症状だけでは判断することは出来ないので、甲状腺の機能を検査する血液検査を受ける必要があります。
甲状腺の基準数値としてトリヨードサイロニン(T3)が2.30〜4.30pg/ml、サイロキシン(T4)が0.90〜1.70ng/ml、TSHが0.50〜5.00μlu/mlとなっており、この数値を診断基準とします。
そしてこの診断基準を元にトリヨードサイロニン(T3)とサイロキシン(T4)の数値が基準値よりも高くTSHが基準値よりも低い場合は甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、逆にトリヨードサイロニン(T3)とサイロキシン(T4)が基準値よりも低くTSHが基準値よりも高い場合は甲状腺機能低下症(橋本病)と診断されます。
この2つの甲状腺疾患は内服薬によって治療を行いますが、薬を服用しても効果がない場合や副作用が現れた場合はアイソトープや手術による治療が選択されます。
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