甲状腺機能低下症 蕁麻疹 症状

甲状腺機能低下症の症状のひとつの蕁麻疹

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免疫力は本来、体に害をなすものを撃退する働きをしています。
しかしその力が、間違った方向で発揮されることがあります。
体に害をなすものではないにも関わらず、攻撃対象としてしまうことがあるのです。
その攻撃対象が甲状腺となってしまうことで発症する病気が、甲状腺機能低下症です。
これは、免疫力の攻撃を受けることで、甲状腺がしっかりと機能しなくなる病気です。
甲状腺は、基礎代謝を司っている臓器なので、この機能が低下することで、基礎代謝量は減少することになります。
基礎代謝にはたとえば、心臓の鼓動や老廃物の排出などがあるのですが、甲状腺機能低下症になると、これらがしっかりとおこなわれなくなります。
これにより、体では様々な症状が起こります。
具体的には、脈拍数が著しく少なくなったり、老廃物が排出されずに体内に留まることで、顔や手足がむくんできたりするのです。
また、食欲がなくなったり、疲れやすくなったり、体温が低下したりすることも多いです。
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これらの症状に加えて、さらに蕁麻疹が生じることもあります。
基礎代謝量が減少するということは、体の機能が衰えるということです。
するとヒスタミンという痒みの原因となる物質が放出されやすくなり、それにより蕁麻疹が生じるわけです。
また、皮膚が乾燥ぎみになるので、それが原因となることもあります。
この蕁麻疹をおさめるには、まずは甲状腺の機能を回復する必要があります。
そのためにおこなわれているのは、甲状腺の働きを促すホルモンを補充するという治療です。
これにより甲状腺がしっかりと機能するようになれば、基礎代謝量も増え、各症状が起こりにくくなるのです。
また、ホルモン補充療法によって甲状腺機能低下症が治るまでには、ある程度の期間が必要となります。
そのためその間の蕁麻疹による苦痛を抑えるために、抗ヒスタミン剤が使われることもあります。
抗ヒスタミン剤によって、ヒスタミンの放出が抑えられれば、蕁麻疹はおさまりやすくなるのです。
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